元不登校が厳選!不登校の子をもつ親のための教科書5選

本の力で楽しく幸せな毎日を
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はじめに

わたしは学生時代、不登校でした。

小学生~高校生まで、学校に通えない時期がたくさんありました。特に高校時代は「学校に行きたくない。」と言えず、毎日最寄り駅のトイレに引き込もっていました。

就職しても職場でいじめに合い、行きたくないのに無理をしすぎてうつ病を発症したという過去があります。

そんなわたしの妹も、小学・中学時代は不登校。部屋やトイレに引きこもる妹を無理矢理引きずり出して学校へ行かせようとする両親。妹は大泣きし、そんな妹を見て両親も大泣きしながら「学校へは行かなきゃいけないの。」と言っていた日々を鮮明に覚えています。

今思うと、両親も本当は
「行かなくていいよ。」
「休んでいいよ。」
と言ってあげたかったんだろうな。

でも“学校へはちゃんと通うもの!”という意識が働いて、あんなに泣きながらも妹を学校へ連れていっていたんだろうな。

そんなふうに過去を振り返り、大人になった今だからこそ「傷ついている子どもを支えるために、こんな本を読んでもらいたい」と感じた書籍を5冊ご紹介します!

「学校に行きたくない…。」
そんなお子さまと、親御さんの味方になる作品が見つかれば幸いです。

子どもからのSOSを受け止めるための本5選

1.娘が学校に行きません ー親子で迷った198日間ー

この本は、不登校の娘と母親の生活を描いた、母親目線の作品です。

ですが、学校に行きたくないと感じているお子さんにも読んでもらいたい作品となっています。

というのも、作中に出てくる先生たちの言葉が本当に心に響くからなんです!

保健の先生…校長先生、そして担任の先生や他のクラスの先生、病院の先生まで、学校に行きたくないと苦しんでいる小さな小さな子どもの心を支えて安心させてくれる言葉をたくさん発しています。

そしてこの本には、

「どうしても学校に行きたくない」
「学校に行きたいのに、行けない」
「学校に行かなきゃと思うと体調が悪くなる」

と感じているお子さんの気持ちを穏やかにし、共感できる場面がたくさんあるのです。

傷ついているお子さんや、そんなお子さんを支えるあなたの周りに味方や理解者がいないのならば、この本に出てくる先生たちの言葉を信じてみてください。

ただし、この本は実話を元にして作られているため“学校に行けない子どもを持つ親の苦しみ”も痛いほど伝わってきます。なので、全編をお子さんに見せるのはあまりオススメできません。実際、不登校時代のわたしが読んだら…両親に申し訳ないという気持ちでますます心を病んでいたでしょう。

「この言葉、うちの子にも聞かせたいな!」
という心暖まるページのみ、お子さんに読ませてあげてくださいね。

2.学校へ行けない僕と9人の先生

こちらの作品は、不登校の子どもの目線で物語が進行していきます。

「学校に行けない子どもが、自宅で感じていること」

「学校に行けない子どもが、体調不良を訴える原因」

「学校に行けない子どもが、どのような理由で“学校に行きたくない!”と感じるようになったのか」

そういったなかなか理解できない子どもの気持ちや不登校の原因を、心が痛くなるほどリアルに学ぶことができます。

この作品は、作者の棚園正一さんの実体験を元に描かれているストーリーですので、決して「いじめや不登校は他人事ではないのだ」と感じられます。

また、主人公でもあり作者でもある棚園正一さんがゆっくりと成長していく姿や、「学校には行くべきなの?」「学校に行かないでいいよ、というのは無責任かな?」という疑問を感じている方の心に答えと光が届く作品です。

「学校になんか行かなくていい!」と子どもを守ろうとする親御さんも、「学校には行くべきだ!」と子どもの成長を祈る親御さんも、不登校の子を持つ方はぜひ読んでみてください。

3.学校は行かなくてもいい ー親子で読みたい「正しい不登校のやり方」ー

作者の小幡和輝さんいわく「不登校でも大丈夫な生き方」を伝えているこの本は、まさにその言葉通り不登校の子を持つ親…そして不登校のお子さん本人の参考書と呼べる作品です。

きっとこの本を読んだ親御さんは「学校へ行かないということも、子どもにとって決して楽なことではないんだな」と感じられ、またお子さんは実際に長年不登校だった作者・小幡和輝さんの過去や言葉に共感するはず。

またタイトルの「学校は行かなくて “も” いい」という言葉通り、決して学校へ行かないことを強く推奨しているわけではなく、あくまで「不登校になっても大丈夫」というスタンスで話が展開していきますので、一般的な不登校の治し方や不登校を推奨する本とはひと味違った作品となっています。

そしてこの本の魅力は、現在様々な分野で非常に活躍されているたくさんの不登校経験者が登場しているので、親子共に未来に希望が持てるというところではないでしょうか。実際に作者の小幡和輝さんは小学2年生から不登校でありながら高校時代に起業し社長になられています。また、様々な業種で代表取締役として活動している方や素晴らしい賞を何度も受賞している方、年間100回の講義ライブを行っている元不登校のバンドグループや海外に向けたサービスを提供している女性といった様々な形で輝いている不登校経験者が自身の経験や不登校になる上でのアドバイスを語っているので、お子さんも「不登校でも大丈夫なんだ、活躍できるんだ!輝けるんだ!」と暗闇から抜け出す光を見つけ出せるはずです。

不登校になる子どもは、勇気とパワーを使っている。

「学校に行かなくていいなんて、楽だな」なんて思う余裕がないほど、力を使っている。

その事実を学べる、親子の教科書としてたくさんの方の手元に届いてもらいたい作品です。

4.中学なんていらない。 ー不登校の娘が高校に合格するまでー

この作品も“娘が学校に行きません ー親子で迷った198日間ー”と同様に不登校の娘を持つ母親目線で描かれており、不登校だったわたしが大人になってから読むことで「あのときの両親は、こんな気持ちだったんだ…。」と実感できた本でした。

そして、いじめで苦しんでいた不登校時代の過去の自分に「学校に行くより、元気でいることが大切なんだよ。」と胸を張って言えると感じさせられた本でもあります。

いじめの理不尽さやいじめに対する学校の対応、いじめっ子やその親に対する気持ち…そして「学校に通わない」という選択に至った経緯やその後などが、ノンフィクションならではのリアルさで描かれています。

また、

・不登校でも、塾で勉強を頑張れば高校に進学できるのか?
・金銭的に余裕がないけれど、公立や私立の高校を受験できるのか?
・不登校で内申がなくても、公立高校に進学できるのか?

という疑問を解決してくれるストーリーですので、学校には行きたくないけど進学はしたいと希望しているお子さんにも読んでいただきたいです。

お子さんを無理に学校へ行かせたくない方や、学校に対して不信感を抱いている方はぜひ読んでみてください。

5.不登校の17歳。 ー出席日数ギリギリ日記ー

こちらの作品は、先ほど挙げた“中学なんていらない。 ー不登校の娘が高校に合格するまでー”の続編となるものです。

私自身も小・中・高と不登校の時期があったので、この作品は非常に共感して読むことができました。

また、中学~高校と長期に渡って不登校のお子さんと関わってきたご両親の姿が非常に頼もしく、お手本のような存在になるのではないでしょうか?不登校の子を持つ親だからこそ感じる怒りやストレスの解消方法も学ぶことができるため、わたしが不登校の時代にこの本があれば両親に読んでもらいたかったな…と感じました。

更には貯金のない状態から、奨学金や教育ローンを利用し娘を大学に進学させる過程も描かれており、奨学金や教育ローンに関する説明も丁寧に記載してくれているので勉強になると思います。

最終章の全ての不登校の子へ向けたメッセージも心に残りましたので、お子さんにも読んでいただきたいです。

さいごに

不登校の児童や生徒は年々増加傾向にあります。

そんな不登校のお子さんたちを受け止めきれない親御さんも多いのではないでしょうか。

不登校のお子さんとの関係で悩んだり、怒りやストレスを感じているのなら、ぜひ今回紹介した作品を読んでみてください。

お子さんも親御さんも、笑顔になれる日が早く訪れますように。

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